今日は自分自身を戒めるために「カオスの縁」について書きます。
現在日本ではドジョウを中国から輸入しています。
ところが空輸の際、8割のドジョウが死んでしまいます。
それでは単価が上がってしまうので、解決策として行っているのがドジョウの天敵、
ナマズを水槽に入れることです。
当然ナマズはドジョウを食べまくりますが、実際にはせいぜい2割ほどのドジョウしか
食べられないそうです。
つまり8割のドジョウが必死に逃げまくって生き残り、結果的には4倍のドジョウが
確保できるわけです。
この安定と混沌の均衡点を「カオスの縁」と言います。
この話は非常に経営に通じるところがあるので、ご存知の方も多いと思います。
実際われわれが会社を運営していく上で常に頭をよぎるのが、
「安定」です。
しかし現実問題、安定してるといわれる大企業ほど常に革新的な何かを
生み出しています。当然、それが中長期の安定に繋がるのは言うまでもありません。
結局何が言いたいかというと、自分自身、または自社において常に現状を
把握し、どういう打ち手をうてばあるべき姿に近づくかを考え続けなければ
必ずうまくはいかないということです。
自分自身にナマズを入れることは非常に不安ですし、ジュラシックパークみたいに
全てを破滅に向かわせる事だってあります。
しかし、今失敗してもどうせゼロ以下にはなりません。
ちょっと痛いだけです。
思い切って既成の概念すっとばして生きていきたいと思います。
せっかくなので次回は既成の概念をすっとばす、「ゼロベース思考」について、
書きたいと思います。
東京のKさん、いつもアドバイスありがとう!
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