皆さんこんにちは!
作者です。
札幌もようやく雪が溶け、ここ数日は上着がなくても
過ごせる日がありました。新入社員様や新役職の方も
業務に慣れいよいよ成果に差がついてくる頃だと思います。
そんな皆様にしつこいですが、もう一度問題解決思考の
復習をしたいと思います。
まず、弊社の定義では、
“問題解決”=経営
と、しております。
つまり皆さんが毎日会社や自宅などでしている仕事は
“問題解決”であると言うことを頭に入れて下さい。
そしてこの“問題解決”には、大きく2種類あります。
①発生型問題解決
②課題設定型問題解決
※下図参照
では、ここからが大事なのですが、今現在皆様は①、②の
どちらに多くのリソース(人、もの、金、情報、時間)を投資
しているでしょうか?
多くの方が、①にばかりかかりきりで、②は経営者や一部の方のみ
しか行えていないのが現実だと思います(弊社クライアントもこちらが
多いです)。
参照して下さい。
なぜこういう言い方をするかというと、①ばかりを行なっていると
企業も個人も中長期の成長をしないからです(言い切れます)!
もっと言うと、①は作業で②が仕事です。
皆様は当然短期的な成果を求められるので、①に頭が行きがちですが
そうすると非常に狭い視野でしか考えられないクセがつきやすいです。
また、①に注力するとあとからやらなければ良かったと感じることが
非常にたくさんでてきます(これにすら気づかない人も多いのが現実)。
なので常に②を考えながら、①もこなすくらいの気持ちで仕事に
取り組んで行くことが、企業・個人の成長に繋がると思います。
ではどうすればそういう考え方ができるようになるかというと、
今やろうとしていることが、常に3年、5年、10年先のための打ち手に
なっているかを考えることです。
めちゃめちゃ簡単ですよねw
ただし、これは企業文化として成立しないと理解されなかったり
非難されたりします。なので、まずはトップやリーダーがこの
仕組を理解し、末端まで浸透させることをお薦め致します。
○まとめ
経営=問題解決=仕事
あるべき姿ー現状=GAP
GAPに対する打ち手=②
②=仕事
です。
常に会社や自分のあるべき姿を想定し、そこと現状のGAPを
埋めることをやり続けましょう。
そうすれば大きな失敗や意味のない行動はなくなります。