皆さんこんにちは!
作者です。
さて今日は“仮説検証力”についてです。
最近私が実際にクライアントに相談された話、
「営業マンの営業トークや商品知識に関しては全く問題ないのに
なかなか顧客からオーダーをもらうことができないのは
何故でしょうね?」
皆様も必ず経験がある内容ですよね。
私もこれでかなり苦しんだ経験があるのですぐに
答えることができました。
“仮説検証力”もたくさんの書籍になっており馴染みの
ある方が多いと思いますが、意外と違う捉え方がされて
いますのでわかりやすく私なりの解釈で解説します。
What 仮説検証力?
Ans.相手の論点を押さえ-a
仮の答えを推測しーb
それに対する動かぬ証拠を揃えるーc
以下、解説
aー論点を押さえる
論点とは問題となっていることの最重要ポイントでここを解決できれば
意思決定できる部分。つまり、相手の意思決定に一番影響を与える項目。
この論点がずれていることに気付かないと、どんなに論理的に話しても
伝わらない(ただの理屈屋)。もしくは、論点以外にも手当たり
しだい答えようとすることで、作業時間が増えたり、知りたくもない
情報を相手に与えてしまう。
bー仮の答えを推測=仮説だてる
仮説とは論点に対する自分なりのある程度絞れた答え。
ビジネスの世界では正確な答えを出すことが難しいことがほとんど。
しかしだからといって知っていることすべてを「答えです」と主張しても
相手に考えさせてしまうばかりになるし、または根拠のないことを
「答えです」と主張するわけにもいかない。
cー証拠づくり=仮説の検証
自分の出した仮説に裏付けすること。ポイントは正しい論理構築と
客観的なデータで相手に納得してもらえるようにすること。
正しい論理構築はロジカルシンキングで(今後詳しく説明します)。
客観的なデータとは誰もが疑う余地のない事実=ファクト。
では、このファクトをうまく伝えるポイントですが、
・定量>定性 ・権威者>not権威者 ・多サンプル>少サンプル
・直接>間接 ・第三者>当事者
に、なります。
このa b cが全て上手くいったときは顧客に納得してもらえたり、
社内でいい会議が出来たりするわけですね。
補足ですがaの論点を押さえることが実は一番難しいように感じます。
あくまで私の意見ですが、様々なバックヤードのある人同士で話を
するときに論点が明確な健全な会議が行われるのは至極稀であると。
それは人は立場や経験からモノを考えるクセが付いているので、相手と
ズレが生じてしまう。だからゼロベースでって言う話にもなると。
まとまらなくなったのでこの辺で失礼します。
皆様も今日から少し意識して相手の論点を見抜き、円滑に業務して
いただければ幸いです。
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